生前戒名

生前、故人の戒名とは


2011年9月28日


戒名は亡くなってからいただくものと思っておりましたが、生前にいただいてよろしいのでしょうか


戒名とは、仏教において受戒した者に与えられる名前でです。
仏門に入った証であり、戒律を守るしるしとして与えられるものです。
宗派によっては戒名・法名(浄土真宗)・法号(日蓮宗)と言います。

現代においては、死後に浄土で仏と成る浄土思想にもとづき、故人に戒名を授ける風習が生れ
死後の戒名は、特に日本において盛んに行われています。
本来は生前に頂くものです。

また、戒名には意味があり
その人が生前どのような人物であったかが伺えます。
亡くなってから戒名を付ける場合、遺族に故人が生前どのような人物であったか聞き、
そこから戒名を決められます。
また、生前の名前の1文字が使われます。

亡くなってからではご自身の戒名を知ることはできません。
生前にご自身の戒名を頂いておかれると、迷わず納得されることだと思います。


わかりました。
ありがとうございました。


生前戒名を受けるにあたり

本来は生前に戒名を頂く場合は五戒を守ることが条件となります
五戒とは
1、不殺生戒 殺生しないように心がける
2、不偸盗戒 他人の物を盗まない
3、不邪淫戒 みだらな異性関係を持たないこと
4、不妄語戒 嘘をついてはならないこと
5、不邪見戒 因果の道理を無視しないこと
以上を誓願します。



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